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フォトグラファーインタビューVol.1 生駒謙治

日々、「新たなる可能性」を求めて

 

「人生はニャンとかなる」などのネコ写真を始め、スポーツ、人物、飛行機などさまざまなジャンルの写真を独特のタッチで表現している生駒謙治さんに、制作秘話や今後の展望などをお聞きしました。

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フォトグラファー:生駒謙治 (写真右側)

1983年山口県防府市生まれ 東京都在住。

20歳から独学で写真を撮り始め、風景、動物、スポーツ、飛行機、鉄道など、さまざまな被写体を撮影。 2010年から2012年までデザイン会社の撮影課でスタジオアシスタントとしてキャリアを積む。 JPC第60回全国展フォトコンテスト入選

 

 

写真を撮り始めたきっかけはネコ

 

写真を始めたのは20歳の時。家の近くにネコがいて、それを撮ったのがきっかけです。そこからスポーツ写真に挑戦し、競馬場に行って馬の写真を撮り始めた。短いレンズを望遠に変え、フィルムからデジタルになって、撮り方も普通に撮るのが嫌になって変えました。ネコの写真はずっと撮っていましたが、たまたまネットで写真を見た人から「一度写真(ポートフォリオ)を見せてくれないか?」と話をいただきました。それがきっかけで、ネコ写真を世に発表するチャンスをいただきました。ほかのジャンルの写真も人とのつながりでお仕事をいただくことが多くなり、今に至っています。

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日々試行錯誤して新しい技法を模索する

 

SHOT JAPANのギャラリー内では、アメリカンフットボールやボクシング、相撲など、数々のアスリートの作品を掲載しています。どれも真剣な表情や一瞬を残したものが多いですね。

技法というわけではないのですが、自分が選手としてフィールドにいるような感覚で撮っています。ボクシングにしても相撲にしても、客観的じゃなくてそこに自分がいる視点で。あまり客観的になると、写真も客観的になってしまうので、常にどちらかに気持ちを投影しています。

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あとは、現場に行くと皆同じようなレンズで撮っているので、だいたい似たような写真になるんですよ。そこでどう差別化するかと考えたときに出たアイデアが、作りこみです。ライティングの技法やレタッチ、補正など、デザイン会社やアシスタント時代に勉強した技術を活かしています。だからよく、独特のレタッチと言われますし、「こういうテイストで撮ってほしい」と注文を受けます。ただ、自分の中では今のテイストを貫き通す気はなくて、もっと変化させて意表を突いた写真を撮っていきたいと思っています。一度やったものは終わりなので、常に新しいものを考えないといけません。なかなか面白くもあり苦難でもありますが、このテイストにもうちょっとスパイスを加えたらどうなるのか、日々試行錯誤しています。

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やりがいを感じるのは、誰かの記憶に残る写真を撮った時

 

最近撮影した中で印象に残っているのは、子どものスポーツ写真です。友人や母校の先生などから依頼されることが多いのですが、普通の記録写真ではなく雑誌に載っているアスリート写真のように撮るなどちょっとテイストを変えて撮るので、とても喜ばれます。一度しかないその「瞬間」を撮った写真は、その子が大人になった時もずっと大事に取ってもらえる。こうした後々まで残る写真は撮っていてうれしいし、非常にやりがいを感じます。

今後は、機会があれば、音楽系の撮影をやってみたいです。一度、ライブ写真を撮影したことがあるのですが、照明や見せ方など無限の可能性があると思いました。

ただ、初めての分野は流れをつかむまでが大変ですね。ぶっつけ本番だと失敗するので、まずはカメラを持たずに下見をして全体の流れを把握し、自分の中で撮影の時間割を作るようにしています。これは全てに思う事です。決して全部が全部下見が出来る訳ではありませんが、もし下見が出来るのでしたらするようにしてます。技術も大切ですが、先を読む力は数多く経験しないとわかりません。それは何を撮るにも当てはまることだと思っています。

 

 

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SHOT JAPANのギャラリーは、人とのつながりができるきっかけ

 

SHOT JAPANのギャラリー展示は、いろいろな人に写真を見せられる場だし、人とのつながりができるきっかけになっています。どこでどういうつながりがあるかわからないので、なるべくたくさんの人に作品を見せられる場をと思い、ギャラリーに写真をあげています。

また、自分が普段やらないような技法を使っている作品は気になってよく見ています。

木村芳文さんの「桜」はとてもきれいですね。特に、星と一緒に撮っている作品は神秘的で、まさに写真でしかできない表現をしています。実際に本物を見てみたくなりますね。

 

インタビュー:SHOT JAPAN スタッフ ユミ

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写真に合わせたイメージを! 魅力的に見せる展示方法

150513_014 Interview & Photo by Makoto Tsuruta

作品性を高め、写真を世界で販売するポイント


「写真をきっかけに世界に出たい!」そう思っても
なかなか、写真を販売するとなると難しいもの。

グローバルマーケットで写真を販売するポイントとはなにか?
カメラマン橋本さんにお伺いさせて頂きました。

グローバルマーケットで勝負する。写真を販売するポイントとは



150513_010 賞を取ったのがきっかけのひとつで、
そこから海外の展示で出会った人などとつながり
海外での販売のチャンスを得られました。

逆に日本は、マーケットが広く日本だけでも十分売るチャンスはある。
海外ではルールを守らないと売れないし、権利関係も違う。

150513_008 エディションなどを記録し、
何枚制作したか・誰に販売したかを管理することで
新作を出したときに連絡したりして販売したり、
購入者の方から連絡があり書籍につながることもあります。

また、その写真を販売するにはターゲットを意識することが大切で
自分が思いを込めて撮影した写真が
どんな場所、どんな雰囲気に合うのか、
明確にご自身で話せることも大事になります。

写真に合わせたイメージを!魅力的に見せる展示方法
展示した写真の前で、3秒止まってもらうというのは、
その写真に“何か”を感じないと難しい。

“何か”とは、先ほどの、どんな場所・雰囲気に合うのかの提案が活きてきます。

例えばアクリルは黒がしまる為
暗い写真は、薄暗い場所やほのかに当たるライトを利用し
照明によって印象を変えると効果的に写真がリズムを持ちます。

150513_011 写真は静的ですが、写真から出るメッセージは動的。
生命の息吹や高揚感、情景など
ストーリーを写真から感じさせるには
プリント・額装・照明・そして、ステートメント
全てが完璧に揃ってはじめて、“自分らしさ”を共感して頂き
3秒立ち止まってもらうことが出来ます。

自分らしさ、オリジナリティとは


150513_003 写真はいま、誰しも撮ることが出来る時代です。
写真が上手な人はたくさんいる中で響くかどうか。
100万いいねの“ちょっといいね”と言われるよりも
たった1人の“めっちゃいいね!”が重要で
自分らしい視点でどう切り撮るかが大事になってきますよね。

同じ場所にいても、師匠を超える写真を撮るのではなく
自分の見た世界観で撮る。

バラを見て“きれい・うつくしい”と思う、
10日立って枯れたらきれいではないかもしれない。
けど、生命を全うしたというストーリーは美しいわけです。

このストーリーに、なにを感じるかが大切
それがひょっとしたら師匠を超える写真かもしれないし、
誰かを真似るのはいいけれど、
そこに自分だったらどうするか?
アイディアを加え、考えることが自分らしさにつながります。

オリジナリティの壁を超えるには写真展に参加する


150513_001 最初はテクニカルなことが気になるかもしれないけれど
日本はシンプルな写真、海外はデコラティブな写真が得意。
それは、海外の人が日本のシンプルな写真を真似しようとしても日本には勝てないし、
日本が海外のデコラティブに挑戦しても海外には太刀打ち出来ない。

写真はある程度のところまでは1人で成長出来る。
でも、その先の壁を超えようとしたとき、1人では出来なくなります。

だからこそ、写真展など参加した際には
人のいいところをみつけて褒める!
自分が褒められたら「いや、そんなことないですよ!」ではなくて
「ありがとう!」と受け取る。

そうやって、作者同士や来場者と直接コンタクトを取ることで
自分自身を改めて客観視したり、
来場者から自分の新たな魅力を発見することも出来ます。

写真展に出すことで、批評を言われることもあるけど自分が変わってくる
第3者に求められてる自分、自分がなりたい自分
どちらでいくのか。

最初は求められることに対して追求していく
余った時間で自分の撮りたいものを追い求めていく。
2極化しますが、一度向かっていくのが大事

いつかシンプルに研ぎすまされてきて
求められてたものと、自分の撮りたかった物が交わる日が来る。
それがオリジナリティのある作品性や
壁を越えるきっかけにつながるのです。

自分をシンプルにブランディングした写真が魅力な展示


今回、橋本さんにインタビューさせて頂き、
自分がなにを撮りたいか、
周りからなにを求められてるのか
しっかりと考えて自分の写真に気づくことが出来ました。

SHOT JAPAN GALLERY には現在約400名のエントリーフォトグラファーがおり、
厳選された18名の写真展「extaSCENE エクスタシーン 官能の情景展」72Gallery(東京都・京橋)では
シンプルにブランディングされた写真をリズムよく楽しむことが出来る。

真似出来そうで撮れない、出展者それぞれのオリジナリティのある写真を
見て・考えて・学ぶことで
今後の作品性や自分自身のブランディングにつなげてみてはいかがでしょうか。

橋本 タカキ プロフィール


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ファッション、ヌードフォトを中心に風景やコマーシャル全般の撮影で活動。日本写真協会会員。
主な賞歴 2006年 第34回 APA公募展 (第34回 社団法人日本広告写真家協会公募展)公共広告部門奨励賞
2009年 SONY WORLD PHOTO AWARDS 2009 コマーシャルカテゴリーファッション部門3rd Place
個展 2005年「WAVE〜なみのいろなみのおと〜」コニカミノルタプラザ
2008年「Shangri-La」ある楽園の情景、その中での彷徨い コニカミノルタプラザ

ウェブサイト:http://www.takakihashimoto.com/
オンラインギャラリー:http://shot.pw/takaki_hashimoto

鶴田 真実 プロフィール


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カメラマン 夜はライター
スポーツで写真を学び、その後メーカー担当として首都圏量販店に勤務
現在は企業系撮影のほか
カメラ系ライターなど執筆活動も。
ブログ:http://one-cut.net/phototips.html
オンラインギャラリー:http://shot.pw/tsurutama

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「いい写真だからこそ、いい仕事、いい関係、いい人間がつながる」SHOT JAPAN × LIFE.14が生み出す新しいビジネスのカタチ

SJ-Post-top

フォトグラファーのみなさんは、SHOT JAPAN のサービスをどのように活用されているのか。広告・イベントなど幅広いフィールドで活躍の場を広げる、LIFE.14 のアントニーさんと慎之介さんに、SHOT JAPAN の魅力を伺いました。



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■LIFE.14について


アントニーさん:
日本で写真の仕事がしたいと思い、8年前にフランスから来日しました。最初は人づてに仕事を紹介してもらって、ひとつひとつ答えていくオーダーメイド型のスタイルでやっていました。ただ、1人だと何をするにも手間がかかって大変で…。もともとチームで動くことが好きだったので、10人ほどのフォトグラファーをとりまとめて昨年、会社を立ち上げました。

慎之介さん:
私は3年前から個人的に写真の仕事を始めました。アントニー同様、知り合いのつながりから仕事を増やしていったのですが、ありがたいことにどんどん依頼が増えていって、自分1人では手に負えなくなってしまったんですね。そんな時にアントニーと知り合い、一緒に何かできないか、ということで「LIFE.14」を始めました。
今は、アントニーがフォトグラファーの全体統括と依頼が来た仕事の振り分け、私が営業部門を担当しています。

■写真購入者、イベント主催者、フォトグラファー、3者すべてにメリットがある


慎之介さん:
主にSHOT JAPANのギャラリーで私たちのクライアントに対して写真販売を行っています。この使い方が本当に幅広いんですよね。
1つは、パソコンのDVDドライブを持たない方が増えた今、ディスク媒体での納品は親切ではありません。SHOT JAPAN を利用すれば、サイトから直接、好きなものだけ選んで買ってもらうことができます。我々は写真をアップロードするだけなので、あっという間に納品が終わってしまう。売り手側も買い手側もスムーズかつスピーディに写真販売のやりとりができています。

イベント撮影では特に良い活用ができています。
今まででだと、何かイベントがあった際にはイベントの主催者が我々にギャランティーを払って撮影を行っていました。それが今では、主催者側からは一切ギャランティーはいただきません。

そのかわり、SHOT JAPAN で開設したギャラリーのURLをメーリングリストで展開してもらう。そうすると、イベントに参加した人たちが購入してくれて、それがすべて我々の売上になるのです。

主催者側はコストをかけることなく素晴らしい写真の実績を残すことができますし、我々はより多くの売上を上げられる可能性がある。参加者は自分の写真を見つけて自由に買うことができる。全員にメリットがあるのです。

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アントニーさん:
写真は欲しいけど予算がないという人に対してワンパッケージでご提案できるのが、非常に良いですね。また、いろいろな提案ができるので、イベント主催者ともプロバイダというよりもパートナーとして関係を築くことができます。そういった意味で、ビジネスチャンスは圧倒的に増えました。

■フォトグラファーが創った、フォトグラファーのためのサービス


慎之介さん:
写真をインターネット上で販売できるサービスって、実は他にもあるんですよ。でも、ITの開発者だったり、ビジネスマンが考えて生み出しているサービスなんですね。SHOT JAPAN はフォトグラファー視点で創られたサービスなので、使いやすさや料金体系などが非常に優れています。サイトのデザインもシンプルかつおしゃれなので、我々もフォトグラファーとして堂々とこのサービスを使っていますと言えますね。

また、ネットに慣れている我々だけでなく、ネットをあまり使わないご年配の方も問題なく使えるので、買う側も非常に便利だと思います。

昨年、中規模のフラダンスの発表会があり、その撮影を担当しました。昔は写真を現像して、全部張りだして希望者がチェックをつけるかなりアナログな方式で販売していたのですが、今回からSHOT JAPANを利用して約2000枚の写真をネットでも販売しました。ご年配の方も多かったこともあり、念のためこれまで通りアナログでも販売しました。
両方で販売してみて、びっくりしたんですが、圧倒的にネットで買うほうがお客様の動きが早いんですね。ネットとアナログ両方で購入される方もいて、結局、売り上げは前年の倍近くになりました。

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アントニーさん:
SHOT JAPANのおかげで、我々のビジネスモデルも変わりました。1対1から何百人規模のイベントまで対応できるようになり、コストの面でも、納期の面でもお客様のニーズに合わせた形で仕事を受けられるようになりました。

慎之介さん:
本音を言うと、あまりほかのフォトグラファーさんに SHOT JAPAN を勧めたくないです(笑)。そのくらい、うちにとってこのサービスが武器になっています。最近では、ウッドパネルやアクリルパネルなどの加工商品(ショットスペシャルパッケージ)の販売も始めました。お客様は気に入ったら購入できますし、我々は在庫を抱える必要がありません。「こんなこともあんなこともできます!」と提案できるので、非常に強みですね。

■新しい仕組みを取り入れることで、ビジネスの可能性は大きく広がる


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アントニーさん:
SHOT JAPAN のおかげで、スピーディに写真を提供できるようになり、販売方法の幅も広がりました。 それに、LIFE.14 に所属するフォトグラファーは撮ることだけに集中できるようになりました。私自身も撮影の仕事、経営者としての仕事により時間を割くことができるようになりました。

慎之介さん:
これからはどんどん「個」の力がスポットされていき、なおかつ今までの働き方のシステムは崩れつつあると思います。そうすると専門性がある人は優位に立てますが、ただ、それだけやっていてもビジネスはうまくいきません。新しい仕組み、新しい考え方を取り入れていくことで、ビジネスの可能性は広がります。それぞれのプロがつながれば相当強くなれるのではないかと思います。

アントニーさん:
今は、SHOT JAPAN を利用し始めて、我々のビジネスモデルがようやく見えてきた段階です。今後は、とにかく皆が満足できるシステムをつくりたいですね。LIFE.14 のコンセプトは、「いい写真だからこそ、いい仕事、いい関係、いい人間がつながる」。
我々に依頼すれば、素晴らしいフォトグラファーが来て撮影してくれると思ってもらえることを目指しています。そして、ゆくゆくは「LIFE.14に所属している=安心」と言ってもらえるようになりたい。だからこそ、これからも SHOT JAPAN のサービスを最大限活用しながらクオリティ高いものを提供していきたいと思っています。

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Life.14(ライフフォーティーン)

http://www.photolife14.com/

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アントニーさん


2006年よりフリーランスのフォトグラファーとして活動。
2014年に、慎之介さんと共にLife.14を設立。現在10名のフリーランスフォトグラファーを束ね、広告、イベント撮影を中心に活躍。

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慎之介さん


2011年よりフリーランスのフォトグラファーとして活動。イベント、家族写真を専門に活動。2014年に、アントニーと共ににLife.14を設立。これまでのキャリアを生かし、Life.14では営業部門を統括。

●Life.14さんの SHOT JAPAN GALLERY はコチラ



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